Windows 10標準ライティングソフトでデータをDVDに書き込む方法をご紹介

Windows 10には標準で簡単なDVDライティング機能が搭載されています。これを利用することにより、ユーザーはほかのDVDライティングソフトをインストールしなくても動画や音声などのデータをＤＶＤに焼くことができます。

そこで、この記事ではWindows 10標準搭載のDVDライティングソフトを紹介して、詳しいDVDライティング手順も解説していきます。

DVDライティングとは

DVDライティングは、デジタルビデオディスク（DVD）にテキスト・映像・音声などのデータを書き込むプロセスを指します。書き込むためのディスクは、DVD-RなどのDVDメディアだけでなくCD-Rなどのディスクもあり、「焼く」とも言われます。例えば、録画したテレビ番組をDVD-Rなどの空ディスクに焼くのは、「ライティング」です。データバックアップ、映画やテレビ番組の保存、音楽の保存など、さまざまな用途で使用されます。

ライティングとオーサリングの違いは？

DVDオーサリングは、DVDに映像やインタラクティブなコンテンツを作成する作業です。映画、テレビ番組、教育コンテンツなどの映像コンテンツを編集し、メニューやサブタイトルなどのインタラクティブな機能を追加することが含まれます。主な目的は、DVDビデオやインタラクティブなDVDメニューなどを作成し、DVDプレーヤーで再生可能な形式にすることです。

「オーサリング」との違いは、「ライティング」は単にデータをディスクに書き込む作業なのに対して、「オーサリング」は複数のデータをまとめていくという作業になります。

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Windows 10には、標準でディスクの書き込み機能が組み込まれています。この機能を使用すると、DVDライティング専用のアプリを使用することなく、ドラッグ＆ドロップ操作で、任意のファイルやフォルダーを光学ディスク（CDまたはDVD）に書き込むことができます。

Windows 10でデータをライティングする手順

• ❶. まずは、パソコンのDVDドライブに空のDVDディスクを挿入します。
• ❷. 光学ドライブに空のメディアを挿入すると画面右下に「選択して、リムーバブルドライブに対して行う操作を選んでください。」の通知が表示されるのでクリックします。



• ❸. 「空の（ディスクの種類）に対して行う操作を選んでください。」の通知が表示されたら、「ファイルをディスクに書き込む」をクリックします。



• ❹. 「ディスクの書き込み」が表示され、「ディスクのタイトル」ボックスにタイトルを入力し、書き込み形式をクリックして、「次へ」をクリックします。ここでは例として、タイトルに「ビデオ」と入力し、「CD/DVDプレーヤーで使用する」をクリックします。
  ※ 「USB フラッシュ ドライブと同じように使用する」：「ライブファイルシステム」と呼ばれる形式でデータをライティングします。この形式でライティングしたCD/DVDメディアはUSBメモリのように新たなデータの追加や編集、不要になったデータの削除を行うことができます。
  ※ 「CD/DVDプレイヤーで使用する」：「マスター」と呼ばれる形式でデータをライティングします。ライティングしたデータを編集したり、個別に消したりはできませんが、互換性が高く、ほとんどのパソコンで使用できます。



• ❺. すると、CD/DVD/ブルーレイディスクドライブのウィンドウが表示されます。「ディスクにファイルを追加するには、ファイルをこのフォルダーへドラッグしてください。」にライティングしたいフォルダやファイルをドラッグ＆ドロップするか、コピーして貼り付けて追加します。



• ❻. 「ディスクに書き込む準備ができたファイル」が表示されたら、「ドライブ ツール」タブをクリックして「書き込みを完了する」をクリックします。



• ❼. 「ディスクへの書き込み」画面が表示され、ディスクのタイトルや書き込み速度を設定した後「次へ」をクリックすると、データの書き込みが開始されます。完了まで待つだけです。

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Windows Media Playerは、マイクロソフトが開発したWindowsオペレーティングシステム向けのマルチメディアプレーヤーです。ビデオや音楽ファイルの再生、CDやDVDの再生、オンラインストリーミングメディアの再生など、さまざまなメディアフォーマットをサポートしています。

次は、Windows Media Playerを使って動画や音楽などをデータDVDに焼く手順を紹介していきます。

Windows Media Playerでデータをライティングする手順

• ❶. スタートメニューのすべてのアプリの一覧の中から、「Windows Media Player」を起動します。Windows Media Playerが見つからない場合、Windows Media Playerを再インストールできます。
Windows Media Player公式サイト👆


• ❷. Windows Media Playerを起動して、右カラムで「書き込み」をクリックします。そして下向き三角矢印をクリックして、「データCDまたはDVD」をクリックします。



• ❸. 書き込みリストにライティングしたいファイルを追加して、「書き込み開始」をクリックするとDVDの焼くが始まります。

Windows 10標準ライティングソフトで書き込めない時の解決策

Windows 10標準ライティングソフトでDVDへの書き込みは可能ですが、時々書き込めなくて失敗することもあります。Windows 10標準ライティングソフトが不具合で使えないとき、他のDVDライティングソフトを試してみることも一つの解決策です。例えば、WinX DVD Authorなどのソフトは、使いやすさと高い互換性を持っています。これを利用してDVDライティングを試してみてください。

WinX DVD AuthorでDVDをライティングする方法

Windows DVDライティングフリーソフトWinX DVD Author

【価格】：無料
【対応OS】：Windows：Windows 7/8/8.1/10/11 (32bit / 64bit)
【対応DVD規格】：DVD-VIDEO
【DVD作成機能】：動画をDVD/VOBファイルへ、Vob・DVDフォルダからDVDへ、メニュー画面編集、字幕や音楽の挿入、タイトル＆チャプター設定、ビデオのカット編集など

Windows版ダウンロード 公式サイト

WinX DVD Authorは強力なDVD作成ソフトウェアであり、様々なビデオフォーマット（MP4、MKV、AVI、WMV、MOV、FLV、MPEGなど）をDVDに書き込むことができます。ユーザーフレンドリーなインターフェース、高速な書き込み速度、高品質な出力など、その機能は多岐にわたります。このツールは、メニューのカスタマイズ、字幕の追加、チャプターの作成など、プロフェッショナルなDVD作成に必要な機能を提供しています。

手順

• ❶. まずは、パソコンのDVDドライブに空のDVDディスクを挿入してから、WinX DVD Authorを起動します。WinX DVD Authorのメイン画面で「Video DVD Author」をクリックします。



• ❷. 表示される画面の左下にある「+」ボタンでDVDにライティングしたい動画ファイルを追加します。追加された動画ファイルは右側に並べて表示されます。
• ❸. 必要に応じて各項目を設定したら、画面右下の矢印ボタンをクリックします。「DVDメニューを生成する」にチェックを入れたら、メニューの編集画面が表示されます。



• ❹. ここでは、メニューの背景画像やテキスト、BGMの追加などの編集を行えます。DVDメニューの作成が完了したら、右下の矢印ボタンを押して次へ進みます。



• ❺. 最後には、「DVD-BUILDER」の画面が表示されます。「出力フォーマット」のところで「NTSC」にチェックを入れて、「Start」ボタンを押すと、MP4からDVDへの書き込む作業がスタートします。

まとめ

Windows 10の標準DVDライティングソフトは、使いやすさと信頼性を兼ね備えた優れたツールです。大切なデータやメディアファイルを手軽にDVDに書き込みたい方におすすめです。

さらに、Windows 10標準のDVDライティングソフトは、基本的なディスク書き込み機能を提供しますが、より高度な機能や柔軟性が求められる場合には、「WinX DVD Author」「BurnAware」などのライティングソフトを検討することがおすすめです。

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この記事を書いた人：ミツキ

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