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Androidデバイスで【動画が再生できない】ときの原因と対処法をまとめる!

Androidで動画が再生できない対策

現在のところ、iPhoneやAndroid端末を使えばいつでも気軽に動画の視聴が可能です。

しかし、何かしらの原因によって、突然Androidで動画が再生できない状態になってしまうことがあります。

この記事では、「Android(アンドロイド)で動画が再生できない」という不具合に出くわした時の原因と対処方法を紹介していきます。

(1)Androidで動画が再生できない原因

Android(アンドロイド)スマホやタブレットなどの端末で動画を再生できない場合は、以下の様な原因が考えられます。

ご自身のAndroidがどのパターンなのかを照らし合わせながら確認してみてください。

1. メモリ容量が不足している

Androidデバイスのストレージ容量が不足している場合、動画再生の挙動がぎこちなくなることがあるようです。

メモリは動作処理を行う作業スペースのようなもので、これがあって初めてスムーズな動画再生が行えるようになっています。

スマホの場合、アプリや動画・写真が数多くなればなるほどメモリが不足していくと考えられます。

メモリが不足していると、Web動画を再生しようとサイトにアクセスした際に短期的に保存されるキャッシュが保存できなくなってしまいます。キャッシュが保存できなくなってしまうと、動画再生が遅いまたは中断されてしまうのです。

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2. 通信速度や接続環境に問題がある

NetflixやHulu、U-NEXTなどのストリーミング動画配信サービスで映画やドラマを観る時、適した回線の帯域(通信速度)が設定されています。

設定されている通信速度と比べて、お使いのインターネット回線の通信速度が不足または不安定な状態だと、再生までに時間がかかったり、再生中の映像が途切れたりすることがあります。

一般的にストリーミング再生をするときは、ストリーミング再生で使用する帯域(回線の太さ)の3倍程度の通信速度が必要とされています。

たとえば、300Kbpsの動画ファイルをストリーミング再生するときは、900Kbps(0.9Mbps)以上の通信速度がないと、正しく再生されない可能性があります。

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3. 動画ファイル形式に問題がある

Android端末で動画が再生できない場合、ファイル形式が対応していない可能性があります。

例えば、パソコンで問題なく見られる動画をAndroidに転送したら見られなくなったという問題が起きている場合は、動画ファイル形式に問題があると考えられます。

Androidスマホは機種によって再生できる動画の種類が異なるが、標準的に対応している動画形式は下記の通りです。

  • • 3GPP(.3gp)
  • • MPEG-4(.mp4)
  • • WebM(.webm)
  • • Matroska(.mkv、Android 4.0 以降)

上記以外のファイル形式のファイルを再生することはできません。

または、再生可能なファイル形式があってもコーデックによっては再生できない場合があります。

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4. 動画にDRM保護がかかっている

一般的に、有料な動画配信サービスであれば、必ずと言ってもいいほどDRMという暗号化技術を採用しています。

これは動画そのものを暗号化して、再生時に暗号を解除しなければ視聴できないようにする仕組みです。仮に動画データをコピーしても復号キーがなければ、暗号化されているため再生することができません。

例えばiOS端末やAndroid 4以上の端末に動画配信する場合には、HLS(HTTP Live Streaming)方式に対応するAES-128が利用されます。

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5. 動画ファイルが壊れている

Android環境で動画が再生できない原因には、何らかの理由で動画ファイルが破損していることも考えられます。

動画ファイルは、ファイルを読み込むときや保存するときに問題が発生すると破損してしまうことがあります。

再生できない動画ファイルを他のデバイスに移行して、他のデバイスでも正常に再生できないようなら、動画ファイル本体は破損していると思われます。

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6. 動画配信側に問題がある

YouTubeやニコニコなどの動画配信サービスでシステム障害が発生している可能性もゼロではありません。

例えば、一気にアクセスが集中するような動画では再生が安定しない場合があります。この場合、配信側の供給力に問題があるため、ユーザー側では解決が困難です。

また、一口に動画って言っても、違法アップロードされるもの、著作権とは別に法に触れるような内容のもの、あまりにも過激な内容のものが混入していることがあるのでいつか削除される可能性が高いです。一旦削除されると、当然再生できない状態になってしまいます。

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(2)Androidで動画が再生できないときの対処法

Androidスマホで動画が再生できない場合は、以下の8つの対処法を試してみましょう。

1. デバイスを再起動する

まず試したいのが「再起動」です。デバイスを再起動することで、動画ファイルが正常に再生できる場合があります。

これは、デバイスを1度終了することでメモリに溜まっていたキャッシュが解放される、デバイスへの負荷が軽減するためです。

実に動画再生の不具合だけではなく、スマホの動作に違和感がある場合は、再起動するだけで直る場合も多いので、まずは再起動してみましょう。

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2. キャッシュを削除する

キャッシュとは、スマホ上に一時的に保存されるデータのことです。

このキャッシュが溜まりすぎると動画を再生させる速度を遅延させたり、動画が止まったりする原因になるのです。

キャッシュをクリアすることにより、動画アプリの挙動が改善することがあります。キャッシュクリアの方法は使用しているOSによって異なりますが、通常は設定のメニューからクリアにすることが可能です。各OSに対応したキャッシュクリアの方法を調べておくと良いでしょう。

削除した後に動画アプリを再起動して、動画を再生してみてください。

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3. 通信状況を確認する

ストリーミング動画を再生する時には、インターネットの通信状況が悪いと、急にカクカクしたり、再生がぶつ切りになったり、途中で止まってしまったことがあります。

そんな時には、Wi-Fiまたはモバイルデータの接続が適切であることを確認して、再生中にネットワークの問題がないか確認してください。

一番手っ取り早い方法は、モバイルデータ通信を使っている場合は、機内モードのオン・オフを切り替えてみます。Wi-Fiを使っている場合は、1度Wi-Fiの再接続を行ってください。

それでも直らないときは、モバイルデータ通信で動画を視聴している人は、通信速度制限になっていないか確認しましょう。

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4. 壊れていた動画ファイルを修復する

大切な動画ファイルなのに、破損して再生できないと悔しいでしょう。

軽度のデータ破損なら、フリーの動画再生ソフト「VLC Media Player」で修復することで解決される可能性があります。

壊れた動画ファイルの修復は、現時点では専用の修復ツールより、 VLC Media Player の方が数段上の実力を持っているんじゃないかと感じます。

もし、「VLC Media Player」でも修復できないと、データ復旧の専門業者に依頼することもできます。

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5. 動画アプリをアップデートする

動画アプリを最新バージョンにアップデートすることで、アプリ側の不具合が解消できる可能性があります。

アプリはユーザーのニーズや不具合の報告を受けて常にアップデートされていきます。古いバージョンのアプリを使用している場合、最新の配信形式に対応できず、再生に不具合が生じることあります。動画アプリに限らず、アプリは常に最新バージョンにしておくことが基本です。

Androidスマホは、Google Playストアから動画アプリのアップデートが行えます。

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6. 動画の形式を変換する

Androidが対応できない形式の動画ファイルを再生するために、形式変換が必要です。

Androidの上で形式変換機能を搭載したアプリは少ないけど、以下のようにいくつかあります。

  • 1.「Videc - ビデオコンバーター」
  • 2.「動画変換/動画圧縮 - Video Converter」
  • 3.「Video Converter, Compressor MP4, 3GP, MKV,MOV, AVI」

基本的な流れは、➊.動画の読み込み⇒➋.使用したい形式の選択⇒➌.動画の出力って完了するので、誰でも簡単に使用することができます。

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(3)まとめ

以上は、Androidで動画が再生できないときの原因と対処法をまとめて紹介しました。

代表的な原因は、メモリ容量不足、通信の不具合、配信側のトラブル、アプリの問題、形式の非互換性などが挙げられます。原因を特定してから、提案されている解決策を試して問題を解決しましょう。

どうしても自力では解決できない場合もあります。こうなってしまったらもう自分で対処することはむずかしいので、Androidについて詳しい販売店や修理店などに相談してみましょう。

この記事を書いた人:小林ほたる

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