iPhone動画の手ぶれを後から補正する方法！カメラ設定から手ブレをなくす無料アプリまでご紹介

iPhoneで手ブレや揺れなしの動画を撮影・録画したいとは誰しも思うことでしょう。

新iPhoneモデルのアクションモードではビデオモードでの撮影中に手ぶれ補正が強化されますが、すべての撮影・録画作業が完璧に行われるわけではありません。手ブレが発生する可能性もあります。

iPhoneで手ブレしない動画を得られるように、この記事では、カメラの設定方法から撮影後からの手ブレ補正アプリ・具体的なやり方を紹介します。

iPhoneで手ブレしない動画を得られる方法について

iPhoneで動画を撮影する前、手ブレしない動画を得られる方法は、以下の通りです。

動画撮影前：カメラの設定方法

iPhone 14シリーズからはiPhoneのカメラで手ぶれ補正機能の「アクションモード」を搭載していて、動画撮影時の手ぶれのない滑らかな映像を得られます。だから、iPhone 14シリーズをお持ちの方は、この新機能を活用すれば手ぶれが大きく解消されます。

しかし、古いiPhoneのモデルを使っているユーザーは、どうすればいいのか。

心配しないで、以下では新型iPhoneのモデルと古いiPhoneのモデルのカメラ設定についてご紹介します。

【iPhone 14シリーズ及び以降の新型モデル】

アクションモードで撮影できる最大の解像度はHD 2.8K、フレームレートは24fps/30fps/60fpsとなります。

• ➊ iPhoneのカメラアプリを起動します。

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• ➋ 「ビデオ撮影」モードを選択して、画面端の「人が走っているようなアイコン」をタップして、アクションモードをONに設定します。それで、iPhone動画の手ぶれを補正できます。

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• アクションモードは、明るい場所での撮影に最適です。暗い場所や夜間での撮影は向いていません。

【iPhone 13シリーズ及び古いモデル】

iPhone 14より古いモデルを利用するユーザーは、動画撮影時の手ぶれを補正したい時、下記のカメラ設定方法を参考にしてみてください。手ぶれが大きく解消されます。

• ➊ iPhoneのカメラアプリを起動します。
• ➋ 「ビデオ撮影」モードを選択して、カメラ撮影画面の「0.5x」をタップすることで超広角カメラ（0.5倍/13�o相当）に切り替えます。それで、iPhone動画の手ぶれを適当に補正できます。

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【撮影前】iPhoneカメラ設定以外のコツ・裏技

おすすめのカメラ設定方法に加え、手ぶれを抑えるためのさまざまな工夫が可能です。例えば、ジンバルやスタビライザーを使用すると、滑らかで安定感のある映像を撮影できます。

また、三脚を活用すれば固定された状態で撮影ができ、自撮り棒では広い範囲の画角を確保しつつ安定したフレームが維持可能です。

さらに、iPhone専用の外付けレンズを装着することで通常撮影では得られないプロフェッショナルな映像美を追求することもできます。シネマティックモードを使用すると焦点の深度が調整され、映画のような表現力豊かな動画撮影が可能になります。

加えて、ローアングルでの撮影に挑戦することで新たな視覚効果が得られることも期待できます。

こうした工夫やツールを活用することで手ぶれや揺れをしっかりと抑えた高品質なiPhone動画を簡単に保存することができます。

撮影後からiPhone動画の手ぶれを補正する方法おすすめ

カメラの設定を変更して、iPhone動画の手ぶれを補正できますが、しっかりと補正できません。特に手ブレがひどいiPhone動画に対しては、カメラの設定より専門的な手ぶれ補正アプリを利用してその撮影後の動画を補正するの方がおすすめです。

以下では、撮影後からiPhone動画の手ぶれを補正できるアプリ（無料版・有料版）を使って、手ブレをなくしていきましょう。

Apple純正アプリ「iMovie」：iPhone動画の手ぶれを後から補正しよう

iOS版のiMovie（iPhoneやiPad用）には手ぶれ補正機能が備わっておらず、この機能を利用するにはMac版のiMovieを使う必要があります。

Mac版iMovieでは手ぶれ補正機能が搭載されており、タイムライン上のクリップを解析してコーミングノイズを抑えることが可能です。また、スライダーで補正の強度を調整できるため、自分にとって最適な仕上がりに設定することができます。

手ぶれ補正を使う際には、タイムラインに追加したクリップを解析し、「ビデオの手ぶれを補正」にチェックを入れるだけで自動的に処理が開始されます。補正が完了した後は、スライダーを動かして補正の強度を微調整できるため、画面のクロップが最小限になるよう設定することも可能です。

また、手ぶれ補正機能に加えて、「ローリングシャッターを補正」するオプションも用意されています。この機能を使えば、センサー独特の歪みを軽減することができます。

この手ぶれ補正機能はMac版iMovie（バージョン10以降）に搭載されており、macOS 10.15 Catalina以降の環境で使用することができます。

Mac版iMovieの「手ぶれ防止」機能を使って、iPhone動画の手ぶれを後から補正する手順：

• ➊ iMovieを開き、補正したい動画をタイムラインに追加します。

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• ➋ 対象のクリップを選択後、上部メニューの「手ぶれ補正」ボタン（ビデオカメラの揺れアイコン）をクリックし、「ビデオの手ぶれを補正」にチェックを入れます。

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• ➌ デフォルトは33%ですが、スライダーで0%〜100%の範囲で調整可能です。強く補正すると画角が狭まるため、バランスを確認しながら設定します。

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• ➍ 高速移動やパン撮影時の歪みには、「ローリングシャッター補正」を併用すると効果的です。

AI動画手ぶれ補正ソフト - Winxvideo AI

AI技術を使って動画撮影中に発生する不自然な揺れやブレを効率的に検出して補正します。その結果、誰でも簡単に滑らかでプロフェッショナルな仕上がりの動画を作成することができます。専門的なスキルや知識がなくても直感的に操作できるシンプルな設計で、複雑な他の処理ソフトとは一線を画します。

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無料アプリ「CapCut」：iPhone動画の手ぶれを後から補正しよう

iPhone動画の手ぶれを後から補正しながら、動画を自由に編集したい方には、無料の動画編集アプリ「CapCut」がおすすめです。

「CapCut」は最も有名な動画編集アプリで、動画の手ぶれ補正はもちろん、スムーズスローモーション、クロマキー、キーフレームアニメーション、自動キャプション、テキスト読み上げ、モーショントラッキング、背景の削除などといった高度的な編集機能も搭載しています。

CapCutの「手ぶれ防止」機能に関しては、スライダーを左右に移動することによって手ぶれ防止の強さを調整して、手ブレしたiPhone動画を滑らかな動画に補正できます。

また、CapCutの「手ぶれ防止」機能を利用する以外、CapCutの「スローモーション」機能を利用するのもおすすめです。手ブレした動画をスローモーションにして揺れを直せます。

CapCutの「手ぶれ防止」機能を使って、iPhone動画の手ぶれを後から補正する手順：

• ➊ iPhoneからCapCutアプリを開いて、「新しいプロジェクト」をタップして作成します。
• ➋ iPhoneに保存してある動画を選択する画面が表示され、手ぶれ補正したい動画にチェックを入れて、「追加」ボタンをタップして、読み込みます。

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• ➌ タイムライン上に配置している動画を選択して、下部の「手ぶれ防止」をタップして、「なし」「最小トリミング」「おすすめ」「最も安定化」という4つの項目が表示されます。
• 手ぶれ補正はどの程度効くのか、項目を選択してください。見比べながら、補正済みのiPhone動画を確認してください。

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• ➍ 補正後、右上の「シェア」ボタンをタップして、後から手ぶれを補正したiPhone動画を書き出します。

有料アプリ「Emulsio」：iPhone動画の手ぶれを後から強力に補正しよう

有料のおすすめ手ぶれ補正アプリ（iPhone）は、「Emulsio」です。「手ぶれがひどい動画をiPhoneで強力に補正したい！」という人におすすめです。

「Emulsio」は、高度なスタビライゼーション技術を内蔵して、スタビライゼーション強度を自由に調整できて、アプリ内での補正前後の効果を見比べて、ビデオ安定化の王様だと評価されています。

水平、垂直、回転のカメラの動きや歪みさえも補正します。加えて、Emulsio はスタビライゼーション強度を一瞬で低減することによりでモーション補正が高すぎた時に現れる黒い枠線を取り扱うこともできます。補正した動画を互換のあるアプリケーション（iMovie、Evernote、メール、Facebookなど）に書き出すことが可能です。

アプリEmulsio を使って、補正度合が細かく選べ、手ぶれiPhone動画が後から一瞬でなめらかになります。

無料で試用できますが、補正した動画には透かし・ウォーターマークが入ります。

「Emulsio」を使って、iPhone動画の手ぶれを後から補正する手順：

• ➊ iPhoneからEmulsioを開きます。

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• ➋ 動画の読み込み画面が表示されます。そこで編集したい動画を選んで、自動的に読み込みます。
• ➌ 動画が読み込んだ後、下部の再生ボタンをタップして、補正前の状態を確認できます。

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• ➍ それでは、iPhone動画の手ぶれを補正していきましょう。
• 右側のバーを上下に移動することで、スタビライゼーション強さ（手ぶれ補正の補正度合）を自分で自由に調整できます。

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• 右上の斜線マークをタップすると、手ぶれ補正前と補正後の効果を見比べることができます。画面にある境界線をスワイプすることで、縦半分または横半分に切って、オリジナルとスタビライズ済みの動画を比較できます。

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• 左上の「Ｘ軸」と「Ｙ軸」をタップして、どの軸の手ぶれ補正を施すかを細かく切り替えることができます。その他、「回転軸」「歪みの補正」があり、自由に活用してください。

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• ➎ 補正後、右下の「シェア」ボタンをタップして、後から手ぶれを補正したiPhone動画を書き出します。
• ⚠️　「ビデオを保存」を選択すると、オリジナルのiPhone動画を上書きしてしまいます。だから、「新規ビデオとして保存」を選択してください。

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iPhone動画の手ぶれを補正する際の注意点

iPhoneで動画の手ぶれを補正する際には、いくつかの重要なポイントに注意する必要があります。これらをしっかり押さえることで、より自然で高品質な補正結果を実現することが可能です。

画角の狭まり（クロップ）

• 原因：
• 手ぶれ補正は映像をズームインしてブレをカットするため、元の動画より画角が狭くなります。
• 対策：
• 撮影時に余裕を持った構図で撮影する（補正後の切り取りを想定）。
• 超広角レンズ（0.5x）で撮影し、補正時の画角ロスを軽減。

画質の劣化

• 原因：
• 過度な補正で映像がぼやけます。
• 低解像度（HD以下）の動画で補正すると、輪郭がギザつきます。
• 対策：
• 可能な限り4K解像度で撮影します（編集時の余裕が生まれます）。
• 補正強度を「中」以下に調整します（強すぎる補正を避けます）。
• 📝 AIで動画を高画質化できるアプリ5選！iPhone・Androidで簡単に動画の画質を良くなれる！

アプリや機能の制限

• 原因：
• アプリCapCutやEmulsioなど、無料版には透かし（ウォーターマーク）が入ります。
• 出力解像度が制限されます（例：1080pまで）。
• 対策：
• iMovieの手ぶれ補正はMac版のみ利用可能です（iOS版では非対応です）。
• 「アクションモード」はiPhone 14以降でしか使えません。

特定の動画への不向き

• 原因：
• 極端にブレが激しい動画（例：走りながらの撮影）です。
• 暗所での撮影（ノイズが増幅されやすい）です。
• 対策：
• ブレが大きい場合は、動画を短く分割して補正してください。
• 暗所では「アクションモード（低照度）」や三脚を使用してください。

自然な動きの喪失

• 原因：
• 過剰な補正でカメラの意図的なパン（横移動）やチルト（上下移動）が不自然に修正されます。
• 歩きながらの撮影補正で「ロボットのような不自然な滑らかさ」が発生します。
• 対策：
• 補正後に必ずプレビューで確認してください。
• 手ぶれ補正と手動調整（回転・トリミング）を組み合わせます。

これらのポイントを押さえることで、iPhoneでの動画撮影や手ぶれ補正が一段と快適になります。美しい映像作りにぜひお役立てください。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、iPhoneで手ブレしない動画を得られるためのカメラ側の設定方法、及び撮影後からiPhone動画の手ぶれを補正する方法（iPhone手ぶれ補正アプリ及びアプリのやり方）について解説しました。

おすすめの方法は、お使いのiPhoneモデルや手ぶれしたiPhone動画の具合によって選んでください。適当な方法を活用して、手ぶれしたiPhone動画を安定させられます。ぜひ一度、無料体験で気になったアプリを使ってみてください。

Winxvideo AI -AIで手ぶれ補正が手軽にできるソフト

✅ 動画の手ぶれ・ピンボケを補正、ぼかしを自動的に修正；
✅ 補正強度を調整することで、思い通りの映像を得られる；
✅ 複数の動画を同時に処理できるため、補正時間を節約可能；
✅手ぶれ補正機能以外、AIフレーム補間、AI高画質化、動画変換＆圧縮、画面録画、動画保存など強力な機能が搭載；

　　　　　　　　　　　　　　　　

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この記事を書いた人：スズキ

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