【DVD焼き方】Windows10・8・7/Macで動画をDVDに焼く方法|初心者向け

DVD焼き方

動画編集ソフトで作ったムービーや、ビデオカメラで撮影した映像ファイル等をDVDに保存したいですが、DVDの焼き方は難しくて間違えやすいです。こんな感じがある人が少なくないでしょう。

確かDVDに関する知識やDVD焼くに必要な条件なんか知らない人であれば、パソコンで動画をDVDに焼くのは簡単とは言えません。

というわけで、本文はパソコンで動画をDVDに焼くための基礎知識、及びWindows10・8・7及びMacで無料のDVD焼き方を徹底的に解説していきます。

1. DVDを焼くための基本知識

DVD作成の基本となる知識がないと、自作ムービーや撮影の映像ファイルからDVDへの書き込みは失敗しやすいです。というわけで、DVDの焼く方を紹介する前に、パソコンで動画をDVDに焼くための基本知識についてご紹介します。

1.1 パソコンでDVDを焼くための準備事

@ 空きのDVDディスク

現在の市場では、様々なDVDディスクが存在しています。自作のムービーをDVDに保存する場合、ニーズに応じて適応のDVD ディスクを用意する必要があります。

DVD ディスクは「データ用DVD」と「え用DVD」があります。今回のようなパソコンでの動画や写真データをDVDに焼く場合は「データ用DVD」を選んでください。

また、「データ用DVD」は書き込める回数や容量、互換性などによって、大きく分けてDVD-R、DVD-RW、DVD-RAMの3種類があります。

  • 📝ヒント:「DVD +*」がありますが、「DVD -*」が主流です。

DVD種類

書き込み回数

容量

互換性

価格

再生条件

DVD-R

1回だけ

片面一層4.7GB

★★★★★

低価格

ファイナライズ必要

DVD-RW

1,000回

片面一層4.7GB

★★★★

やや高い

ファイナライズ必要

DVD-RAM

10万回

片面4.7GB/両面9.4GB

★★★(CPRM対応)

高い

DVD-RAM対応のドライブ必要

  • DVD ディスクの選び方
  • ✔ デジタルカメラで撮影したメディアファイル(ビデオや写真)、動画編集ソフトで作ったムービーをDVDに保存して、友達や家族に送る場合は、DVD-Rがおすすめです。
  • ✔ 自分で編集したメディアファイル(動画や音楽)を、後で上書きしたい場合はDVD-RWがおすすめです。

A DVDドライブ

パソコンで映像などのメディアデータをDVDに焼くには、DVD対応可能なドライブが必要です。

WindowsのパソコンにDVDドライブが殆ど付いています(DVDディスクを挿入する箇所がある)。もし、DVDドライブが問題があれば、外付けDVDドライブを購入する必要があります。

Macのパソコン本体には、DVDドライブを標準で搭載されていません(DVDディスクを挿入する箇所がない)。MacでDVDを焼く場合、Mac用の外付けのDVDドライブは必ず用意します。

B 編集済みの映像データ

せっかくデジタルカメラで撮影した動画や、webダウンロードするビデオ、動画編集ソフトで作ったムービーをDVDに焼いたんですが、DVDプレイヤーで動画を流すことができません。

それはなぜでしょうか?

原因としては、映像データをDVD-Video形式に変換していないと考えられます。

  • DVD-Video形式とはDVDプレーヤーで再生できる規格のことです。基本的に動画は「MPEG2」、解像度は「720×480」にしています。

つまり、DVDプレイヤーでスムーズに再生できるように、動画ファイルをDVDに焼く前に、解像度「720×480」のMPEG-2 形式にエンコードする必要があります。

動画編集フリーソフトの中に、MPEG-2ファイルを直接にエンコードするものがあります。動画編集フリーソフト1本(例えば、「VideoProc Converter」)で、意外と簡単に様々な編集作業とエンコードを行えます。

C DVD焼くソフト

編集済みの映像データをDVDに焼くするには、専用のDVD焼くソフト(DVD書き込みソフト・DVD作成ソフト)が不可欠です。

今のところ、DVD書き込みフリーソフトはたくさん存在しています。

以上はWindows とMac 用のDVD書き込みフリーソフトの一部です。それらを利用して、編集済みの映像データからDVDへの作成ができます。

1.2 パソコンでDVDを焼く流れ

通常、パソコンで動画をDVDに焼く流れは大体以下の通りです。

  • @ 動画編集ソフトでDVDに焼きたい動画ファイルを編集する;
  • A 編集済みの動画ファイルを、MPEG-2ファイルにエンコードする;
  • B DVD書き込みソフトを利用してDVDを焼く;

DVD書き込みソフトの中に、映像データをDVD-Video形式に自動変換してからDVDに焼くことができるものがあります。

例えば、Windows用のWinX DVD Authorを使うと、別途にMPEG2エンコードが要りません。第2歩を省略することができるので、とても便利です。

2. 無料のDVD焼き方

それでは、パソコンで編集済みの動画ファイルをDVDに焼く最も簡単な方法について紹介していきます。

合わせて読みたい:初心者向けの動画編集ソフトはこちらへ

2.1 DVD焼き方@〜WindowsでDVDを焼く

WindowsでDVDを焼く場合、おすすめのDVD書き込みソフトは完全無料で使える「WinX DVD Author」をお勧めします。

DVD焼くフリーソフト 特徴

WinX DVD Author

完全無料・制限なし
ダウンロード

WinX DVD AuthorはWindows専用のDVD書き込みフリーソフトです。

多様な動画ファイル形式をサポートできるので、事前に編集済みの動画ファイルをエンコードしなくても、パソコンの動画ファイルをそのままDVDへ書き込めます。同時に複数の動画ファイルを1枚のDVDに焼くことも可能です。

また、カット編集やチャプターメニュー・タイトルメニュー設定も気軽に行えます。DVD焼く時に、高画質の書き込みと高速な処理速度も提供します。

対応OS Windows 10/8.1/8/7/Vista(64 bit & 32bit両対応 )
日本語
サポート入力形式 MP4, FLV, MPEG, MOV, RM, RMVB, AVI, WMVなど
サポート出力形式 DVD ディスク,video_tsフォルダ,VOB ファイル

Windows10・8.1・8・7パソコンで動画ファイルをDVDに焼きたい時に、WinX DVD Authorを使うのは絶対いい選択に違いないです。

【WinX DVD Authorで動画をDVDに焼く操作手順】

❶ 準備として「WinX DVD Author」を手元のWindowsパソコンにダウンロードしてインストールしてください。

❷ 空きのDVDディスクをパソコンのDVDドライブに挿入した後、ソフトを起動し、トップ画面にある「Video DVD Author」をクリックし。

WinX DVD AuthorはWindowsでDVDを焼く
WinX DVD AuthorはWindowsでDVDを焼く

❸ 「+」ボタンで編集済みの動画ファイルを追加し、「 >> 」ボタンを押します。

WinX DVD AuthorはWindowsでDVDを焼く
WinX DVD AuthorはWindowsでDVDを焼く

❹ 読み込んだ動画ファイルの設定を行います。

  • @ スライダーバー移動、または時間入力で書き込みたい部分の開始位置と終了位置を設定;
  • A 4:3標準スクリーン/16:9ワイドスクリーンで画面の比率を選択;
  • B 「黒いボーダーを添加」を有効/無効にする;
  • C  DVDメニューを生成するかどうか設定;
WinX DVD AuthorはWindowsでDVDを焼く
WinX DVD AuthorはWindowsでDVDを焼く

❺ 「DVDメニューを生成する」を有効にする場合、「 >>」を押したら、DVDメニューの設定画面がすぐ表示されます。背景画像やタイトルメニュー・チャプタメニュー設定、文字・音楽・動画クリップの追加ができます。(「DVDメニューを生成する」を無効にする場合、この1歩を省略してください。)

❻ 「 >> 」をクリックした後、DVD書き出し画面の「Start」を押してください。すると、DVD焼く作業が開始します。

WinX DVD AuthorはWindowsでDVDを焼く
WinX DVD AuthorはWindowsでDVDを焼く
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2.2 DVD焼き方A〜MacでDVDを焼く

WindowsでDVDを焼く場合、おすすめのDVD書き込みソフトは完全無料で使える「WinX DVD Author」をお勧めします。

DVD焼くフリーソフト 特徴

Burn

Mac DVD焼くフリーソフト:Burn
完全無料・制限なし
ダウンロード

Burnは最新のMacOS対応可能なDVD焼くフリーソフトです。各種のメディアファイル形式に対応し、動画/音声/DVDなどをDVDへ気軽に書き込めます。第三者のエンコードソフトが要りません。Macの「iMoive」で作った動画ファイルをDVDに作成したい時にとても役に立ちます。

海外制のソフトですが、日本語で表示できます。しかも、Burnのインターフェースはシンプルで分かりやすいです。初心者でも楽に操作できます。MacでDVDを焼きたい場合、Burnを使うのは賢明です。

対応OS macOS 10.9以降
日本語
サポート入力形式 MOV、AVI、MOV、3GPP、MP3、WAV、DVDなど
サポート出力形式 DVD ディスク

【Burnで動画をDVDに焼く操作手順】

❶ Burn公式ページからソフトをダウンロードとインストールします。

Burnで動画をDVDに焼く
Burnで動画をDVDに焼く

❷ ソフトを起動し、設定を変更します。

  • @ 「設定画面」→「ビデオ」→「一般」と進み、地域のところで「PAL」を「NTSC」を切り替えます。
  • A 「設定画面」→「ビデオ」→「DVD」と進み、MPEG2エンコードを強制する」と「DVDテーマを使用」にチェックを入れます。
Burnで動画をDVDに焼く
Burnで動画をDVDに焼く

❸トップ画面に戻り、「ビデオ」→「DVD-Video」→「+」ボタンを選択し、編集済みの動画ファイルを追加します。

❹  「mpgにそのファイルを変換しますか?」というメッセージが表示されるので、「変換」を選択します。

❺  空きのディスクをパソコンにセットした後、「ディスク作成」ボタンを押します。これで、DVDの書き込みが始まります。

Burnで動画をDVDに焼く
Burnで動画をDVDに焼く
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以上はWindowsとMacでDVDの焼き方です。

上記に従って操作すれば、Windows10でも、最新のMacOSでも、お気に入りの動画ファイルをDVDに焼くことができます。焼いたDVDをDVDプレイヤーでスムーズに再生することも可能です。

Windows10対応DVD焼くフリーソフト―WinX DVD Author

*日本語:〇
* OS:Windows 10/8.1/8/7/Vista(64 bit & 32bit両対応 )
* 入力形式:MP4, FLV, MPEG, MOV, RM, RMVB, AVI, WMVなど
* 出力形式:DVD ディスク、video_tsフォルダ、VOB ファイル

この記事を書いた人:高木

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