Windows11で使えるDVDコピーソフトおすすめ〜市販やレンタルDVDも対応可能!

Windows11向けのDVDコピーソフトおすすめ

魅力的で利便性が向上したWindows11にアップグレードしたら、アップグレード前に入っていたソフトがすべてそのまま引き継がれるものではありません。

互換性の問題で、再インストールしても使えなくなるということは常識的にあるのでしょうか。

今回の記事では、Windows11の上でも快適に使えるDVDコピーソフトを厳選しておすすめします。

Windows11向けのDVDコピーソフトおすすめ

まず、結論から言えば、自作DVDはまだしも、レンタルや市販DVDは必ずと言ってもいいほど様々なコピーガードで保護されているので、それらのコピーガードを解除しなくてはコピーはできません。

現状、完全無料で利用できるフリーソフトの範囲内では、DVD Decrypter、Handbrake、DVD Shrinkなどが挙げられるが、どれもコピーガードに対応しないので、用途範囲はかなり狭いので、使い物にならないということです。

つまり、コピー対象は市販やレンタルDVDであれば、有料ソフトを利用するのが最善です。

1.「WinX DVD Ripper Platinum」

【開発元】:Digiarty
【価格】:4,280円/年、5,480円/永久版
【日本語対応】:可能
【公式サイト】:https://www.winxdvd.com/dvd-ripper-platinum/index-jp.htm 

WinX DVD Ripper Platinum

WinX DVD Ripper Platinumは、自作・市販・レンタルDVDともにコピー・変換可能なリッピングソフトです。

DVD CSS、容量偽装、Cinavia、ソニーArccOS、RCEリージョンコード、UOPs 、APSなどコピーガードの解除は普通にできます。また、「ディズニー」関連や、アダルトDVD(俗に言うアウトビジョンプロテクト)のコピーもまともに出来るって感じです。

370+種類の出力形式を用意しており、DVD映像がそのままにコピーしたり、iPhone、Androidなど各種端末で使える動画形式で書き出したりすることも対応です。

また、DVDコピー・リッピングに特化した単機能なので、難しい操作も必要ないので、完全な初心者の方でも気軽に操作でます。

そして、データを書き出す速度は高速で、パソコンのスペックにも依存するけど、普通は2時間の映画も数分〜10分程度で完了します。オリジナルからほぼ無劣化な出力画質を取得できるのも嬉しい点です。

無料版試用版もあるが、5分間しかコピーできないという制限があります。対象のDVDディスクをコピーできるかどうかの検証には、それで十分です。

<

2.「DVDFab DVD コピー」

【開発元】:DVDFab
【価格】:4,719円/1カ月、7,079円/1年、10,029円/永久版
【日本語対応】:可能
【公式サイト】: https://ja.dvdfab.cn/dvd-copy.htm

DVDFab DVD コピー

DVDFab DVD コピーは、有名なソフトメーカーであるDVDFab社が開発・販売している世界最強のDVDコピーソフトです。

DVDFab DVD コピーは一つの製品として販売されているが、ソフト本体は「DVDFab12」にまとめているので、「DVDFab12」をダウンロードとインストールしてから使うことになります。

ネットで、「DVDFab11は最終バージョン 11. 1. 0. 7で更新が止まり、コピーガードの解除を含め今後DVDFab 12でサポートされる機能は使用できません。」という話はあるが、公式サイトから「コピーガード解除をサポートする」のような内容を書いておきますので安心で利用できます。

また、「DVD⇒DVD」、「DVD⇒ISOファイル」、「DVD⇒フォルダ」、「DVD⇒本篇抽出/チャプター抽出」、「ISOファイル⇒DVD」、「フォルダ⇒DVD」、「ISOファイル⇒フォルダ」、「フォルダ⇒ISOファイル」が行えます。

機能面でDVDコピーソフトだけではなく、DVDライティングソフトとしても使えます。

30日間無料トライアルから使い始めるものいいです。無料版では、有料版にアップグレードするように誘導広告が出る以外、特に使いにくいところは無いと思います。

<

3.「MakeMKV」

【開発元】:GuinpinSoft
【価格】:約50ドル
【日本語対応】:可能
【公式サイト】: http://www.makemkv.com/ 

MakeMKV

MakeMKVは、DVD-Videoやブルーレイディスクのデータをコピー・リッピングしてMKV形式に変換するソフトです。

DVDやBlu-rayの各種コピーガードを解除する機能を有する上、再エンコードしないため画質劣化なんか発生しないのが特徴です。

ベータ版もあるが、ベータ版には試用コードがフォーラムで配布されます。ベータ版を使用する場合、DVD変換機能は永久に使い続けられるが、Blu-ray変換に関しては、30日間の無料使用期限が付きます。

試用期限が切ったら、50ドル(地域によって違う)でMakeMKV公認コードを購入する必要があります。(最新の2024 MakeMKV key(最新の公認コード/公認キー)を入手する方法

一方、デメリットとして、出力形式はMKVしかないが、DVDビデオをISOイメージ/フォルダ/MP4など他の形式にコピーしたいならば、第三者の形式変換ソフトが必要です。

もし、出力したMKVファイルをMP4に変換するなら、無料ソフト「Handbrake」は十分です。また、出力したMKVをISOイメージ/フォルダに変換するなら、有料ソフトを別途購入するのがベストのようです。

<

4.「AnyDVD」

【開発元】:ベリーズ・RedFox
【価格】:59ユーロ/1年、75ユーロ/2年、89ユーロ/3年、109ユーロ/永久版
【日本語対応】:可能
【公式サイト】: https://www.redfox.bz/

AnyDVD

AnyDVDは、Windows11パソコンにセットしたDVDをバックグラウンドで自動的に解析して、コピーできるようにするソフトです。

市販やレンタルDVDにかかっているコピープロテクト(CSS、Macrovision、ARccOS、RipGuardなど)を簡単に解除することができます。コピーガードが解除されたら、DVDの中身を自由にコピーしたり、他のデバイスに移行して再生したりすることができるようになります。

使い方にはちょっと癖があるけど、初心者の方でもすぐに始められる使いやすさがメリットで大丈夫です。

また、Blu-ray DiscやHD DVDに採用されるコピーガード(AACS、BD+など)を解除するには、上位版の「AnyDVD HD」も用意しております。

それによって、市販のBDビデオ(BD-ROM)やデジタル放送をBDレコーダーで録画したディスク(BD-R/BD-RE)をリッピング・コピーすることも対応可能です。

無料試用版は21日の利用期限があります。興味があれば、製品版を購入して使用するのもおすすめします。

【関連記事】AnyDVD使い方:AnyDVDダウンロード、設定、DVDコピー、クラック、使えない時の対策

<

5.「Leawo DVD変換」

【開発元】:Leawo Software
【価格】:3,700円/1年、4,935円/永久版
【日本語対応】:可能
【公式サイト】: https://www.leawo.org/jp/dvd-ripper/

Leawo DVD変換

Leawo DVD変換は、Leawo Software社によって開発されたDVDコピー・リッピング(データ取り込み)ソフトです。

商業の用途に使われている市販やレンタルDVDのほとんどは対応できるという。ディズニーDVDに代表される強力コピーガードも難なく突破する、高いコピー性能と処理スピードを兼ね備えるのが良いところです。

また、DVD映像をiPhoneやAndroid、スマホやタブレット、TVに最適な形式、MP4、WMV、MOV、MKV、FLV、M4Vなどの180種類以上の動画形式にリッピングすることができます。DVDから音声を抽出してMP3、AAC、FLAC、WAVなどのオーディオ形式に変換するのもサポートしています。

それに加えて、簡単な動画編集機能も実装して、トリミング・カット編集、結合、エフェクト調整、透かし追加や結合、切り抜きなどのカスタマイズ編集が可能。

ただ、DVDをフォルダ/ISOイメージにコピーするなら、ちょっと残念ながら、Leawo DVD変換は無理とご注意ください。

<

6.「4Videosoft DVD リッピング」

【開発元】:4Videosoft Studio
【価格】:2,846円/1カ月、3,296円/1年、4,784円/永久版
【日本語対応】:可能
【公式サイト】:https://www.4videosoft.jp/dvd-ripper-platinum.html

4Videosoft DVD リッピング

4Videosoft DVD リッピングは、その名の通り、4Videosoft会社によって提供しているDVDをリッピングするためのソフトです。

入力形式として、DVD-5/DVD-9/DVDフォルダ/DVD ISOイメージファイルをサポートします。市販とレンタルDVDに施されたCSS、CPRM、CPPM、UOPs、ARccOS、リージョンコードとAPSなどのコピーガードを手軽く解除してくれます。ディズニーDVDのコピーガードも外せると紹介されるが、新作のディズニー映画ならば、進化したコピーガードで保護されているのためか、100%ではなく、高い成功率が確保するレベルということです。

また、出力形式として、iPhone、iPad、iPod、PSPなどのデバイスで使える形式は基本的で、MP4、MPEG、MOV、AVI、MKV、HD、3GP、RM、RMVB、FLVなどの動画形式や、MP3、WAV、AAC、FLACなどの音声形式を含めて、ほぼ300種類以上の形式をサポートします。

また、ビデオの色調整(輝度、コントラスト、飽和度)、カット、回転、クロップ、結合、ウォーターマーク追加、字幕追加することもできます。

<

7.「VidCoder」

【開発元】:RandomEngy
【価格】:無料
【日本語対応】:可能
【公式サイト】: http://vidcoder.net/

 
VidCoder

VidCoderは、DVD/ Blu-ray/その他各種動画ファイルをMP4、M4V、MKV動画に変換してくれるオーペンソースの無料ソフトです。

機能面も、仕組みも大体「Handbrake」と同様な働きをしているし、「HandBrake」のエンコードエンジンも搭載しているので、Handbrakeの代わりになるソフトとしても使われています。

無料なソフトだからこそ、コピーガードを解除する機能はありません。市販とレンタルDVDサポート範囲外となります。あえてコピーしてもDVDをスキャン中にエラーになります。つまり、何のコピーガードもかからない自作DVDをコピーする場合のみ利用可能です。

コピーガード解除不可のデメリット以外、出力形式の豊富さや、簡単な編集機能など、有料ソフトに比べても全然劣らないくらい優秀です。

編集機能に関して、特定場面のみを切り出し、字幕合成、リサイズ、クロップ、インターレース解除、ノイズ除去、ブロックノイズ低減などが対応可能です。

【関連記事】【VidCoderの使い方】ダウンロードからインストール・設定・DVDと動画の変換方法まで解説!

<

感想

上記は、Windows 11 DVDコピーソフトおすすめ7選を紹介しました。

どれを選択すれば良いかと、まず、DVDの種類によって考えましょう。自作DVDなら、コピーガード解除が不要で、無料ソフトVidCoderは十分できます。

また、市販やレンタルDVDをコピーするには、高性能な有料ソフトを使用したほうが最良だと思います。

コピーガード解除って言えば、DVDFab DVD コピーとWinX DVD Ripper Platinum辺りはベストなオリティーです。

DVDFab DVD コピーは、DVDライティングの機能も備えて親切だが、価格はやや高いです。もし予算に合わないと、お手頃な価格で入手可能なWinX DVD Ripper Platinumを試してもいいです。

  • ご注意
  • *自作のDVDなどでない限りDVDのリッピングや吸い出しは2012年10月1日より違法となっています。著作権法では、例え個人で視聴する場合でも、コピープロテクトを外す行為は禁止されていて、罰則規定も設けられています。著作権法をよくご覧になった上で自己責任でお願いいたします。
この記事を書いた人:小林ほたる

本ページの内容に関して、ご意見等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。