インストール不要!WAVをMP3に変換するフリーソフトと使い方ご紹介!
WAVはWindowsで標準対応している音声ファイル形式として有名です。非圧縮形式でハイレゾ音源レベルの音質である一方、ファイルサイズが大きくなります。大量なWAVファイルを所有している場合、端末の容量を圧迫してしまう可能性があります。そのため、ファイルサイズが少し小さいMP3に変換することをおすすめします。
WAVからMP3に変換することで、ストレージ容量を解放できるし、互換性が大幅に向上させて、パソコンは勿論スマホでも楽に再生できます。音質の面では、WAVよりMP3の方が若干劣りますが、よほど耳が良い人でなければ音質の違いに気づくことはないでしょう。
今回は、インストールしなくてもWAVをMP3に変換できるフリーソフトをおすすめします。その使い方とメリット・デメリットも紹介しますので、ぜひ読んでください。
インストール不要!WAV MP3変換フリーソフト
「WAVからMP3に変換するに、パソコンにインストール不要のフリーソフトはありませんか?」というような質問をよく見かけます。
インターネット上で掲載された記事では、WAVをMP3に変換するフリーソフトとしてWindows Media Playerがよく推薦されていますが、実はWindows Media Playerは音楽ファイル形式の変換を行うことはできず、CDをMP3にリッピングすることしかできません。WindowsでWAVをMP3に変換するには、サードパーティー製のソフトを使用しなければなりません。
フリーソフトの多くはインストールして使うタイプですが、解凍してすぐ使えるソフトや、ブラウザで動作するオンライン変換サイトもあります。たまに変換作業を行う方は、このようなツールを利用できるようにしておくことをお勧めします。
次は、パソコンにインストールせずにWAVをMP3に変換するフリーソフト、及び使い方を紹介します。
インストール不要!WAV MP3変換フリーソフト1、Online Audio Converter(ブラウザ)
Online Audio ConverterはオンラインのWAV MP3変換サイトです。ブラウザでさえあれば使えるので、環境やスペックなどに縛られなくWAVからMP3に変換できます。
変換する際に、ビットレートやサンプルレートなどを変更したり、タグ情報(タイトル、アーティスト、アルバム、年、ジャンル、コメント)の編集にも対応しています。
アップロードされたファイルは作業完了後、数時間で自動的に削除されますので、比較的安心に利用できます。ただ、無料で使えますが、アップロード可能なファイルサイズは4GBという制限があります。
【Online Audio ConverterでWAVをMP3に変換する方法】
- 公式サイト(https://online-audio-converter.com/ja/)にアクセスします。
- ❶ 「ファイルを開く」に変換したいWAVファイルを選択してアップロードします。
- ❷ 「MP3」を出力フォーマットに設定し、必要に応じて品質などの設定を調整します。「トラック情報の編集」をクリックすると、ファイルのタイトルやアーティストなどをカスタマイズすることができます。
- ❸ 最後は「変換」を押すとWAVがMP3に変換されます。
インストール不要!WAV MP3変換フリーソフトA、ミュージックアプリ(Mac対応)
過去のMacでは、iTunesというメディアファイルを管理するためのデフォルトのアプリケーションがあります。しかし、macOS Catalina 10.15以降、iTunesがミュージックアプリ(Apple Music App)に置き換えられていますが、機能はiTunesとほぼ同じです。Macのユーザーなら、このミュージックアプリを使って、インストール不要でWAVをMP3に変換することができます。
【ミュージックアプリでWAVをMP3に変換する方法】
- macOS Catalina 10.15以降のMacをお持ちであれば、ミュージックアプリを開きます。
- 注意:macOS Mojave 10.14.6までのMacの場合、iTunesを使用するといいです。操作方法は大体変わりません。
- ❶ メニューバーで、「ミュージック」>「環境設定」の順にクリックします。
- ❷ 「ファイル」タグで「読み込み設定」をクリックします。「読み込み方法」の横のメニューを「MP3エンコーダー」に選択します。「設定」のメニューを開き、標準では「良音質(160kpbs)」にします。
- 設定完了したら、「OK」をクリックします。
- ❸ 変換したいWAVファイルをミュージックにインポートします。その音楽ファイルを選択した状態でメニューバーから「ファイル」>「変換」の順で「MP3バージョンを作成」をクリックしてMP3に変換できます。
- 変換が完了すると、新しい曲のファイルが、ライブラリの変換元のファイルの横に表示されます。
インストール不要!WAV MP3変換フリーソフトB、FlicFlac(Windows対応)
FlicFlac(FlicFlac Audio Converter)は音楽ファイルをドラッグ&ドロップするだけで音声フォーマットを変換するできるフリーソフトです。インストールする必要はなく、ダウンロードした.zipファイルを解凍するだけで使えるのが特徴です。英語表示ですが、きわめて簡潔な操作画面を持っています。簡単な操作でサクサクとWAVをMP3に変換できます。
【FlicFlacでWAVをMP3に変換する方法】
- 「https://freesoft-100.com/download/flicflac-audio-converter/」へアクセスしてダウンロードします。
- ❶ ダウンロードしたファイルを解凍し、「FlicFlac.exe」をダブルクリックすればソフトを起動できます。
- ❷ 右側「to MP3」をクリックして選択します。次に、変換したいWAVファイルを、ソフトにドラッグ&ドロップするだけで変換作業が開始されます。
- #必要に応じて右下の設定アイコンをクリックして詳細設定を行います。
フリーソフトでWAVをMP3に変換するメリット・デメリット
- メリット
- 無料で使えて、お金がかからない;
- 機能が単一である一方、操作方法は簡単;
- インストールせずにWAVをMP3に変換できるものがあり、ストレージ容量を心配する必要はない。
- デメリット
- フリーでありながら、アップロード可能なファイルサイズに制限がある;
- 広告が多数表示される、通信回線の状況によって速度が遅い;
- 「ファイルをアップロードできない」や「変換失敗」などのエラーが良く発生;
- 複数のファイルを変換すると、長時間がかかる。
ご覧のように、フリーソフトまたはサイトはそれぞれのメリットとデメリットがあります。
フリーでありながら変換品質が低いし、機能面やセキュリティ上の問題も少なくないです。特にフリーサイトの場合、アップロード可能なファイルサイズに制限があるし、煩わしい広告がたくさん表示されて誤ってクリックしてしまうと、勝手に他のページに飛ばされることがあります。
ということで、いろいろな面から比較すると、最も安全なWAV MP3変換ソフト「Winxvideo AI」をおすすめします。
インストール不要なフリーソフトより安全な変換方法
Winxvideo AIは、信頼性が高い会社(Digiarty)により開発され、動画と音声両方を変換できる高機能動画処理ソフトです。WAVからMP3、AAC、FLAC、WAV、OGG など多種の音楽ファイル形式への変換に対応しています。変換後のMP3ファイルはID タグ情報をそのまま保持できるか、カスタマイズすることもできます。
また、Winxvideo AIは複数のWAVファイルを一括でMP3に変換できたり、結合して一つのファイルに出力することが可能です。独自のLevel-3技術とハードウェアアクセラレーション技術を採用しているので、複数のWAVファイルを瞬時にMP3に変換できます。
Winxvideo AIは完全無料な変換ソフトではなく、無料体験版が提供しています。フリーソフトよりWinxvideo AIの方が、変換後の音質損失を最小限に抑えられると思います。無料版を使用した後、有料ライセンスの購入を検討してください。ちなみに、30日間の返金サービスが提供されていますので、お気軽にご利用ください。
ここでは、「Winxvideo AI」を使ってWAVをMP3に変換する方法を説明します。
まとめ
今回はWAVをMP3に変換するフリーソフトを紹介しました。
インストール不要でWAVをMP3に変換するには、パソコンに標準搭載されているアプリケーションが最初の選択肢です。MacにデフォルトのWAV MP3変換フリーソフト(ミュージックアプリ)がありますが、Windowsはネット上にサードパーティー製の音楽変換フリーソフトを使う必要があります。
フリーソフトの多くは性能が低いので、エラーや不具合が出る時に、「Winxvideo AI」を使いましょう。Windowsで動作でき、制限なしでWAVを素早くMP3に変換できます。
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この記事を書いた人:スズメ
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