Winxvideo AI
初心者におすすめのAI動画品質向上ソフト
  • • AIの力で動画を簡単に高画質化・鮮明化できる。
  • • 動画・写真を2倍、4倍まで拡大しても劣化しない。
  • • 自動フレーム補間で低FPSの映像を滑らかにする。
  • • 手ブレがひどい映像やアクション動画を一瞬で安定。
AI活用Knowledge

MPC-HC(MPC-BE)で動画をフレーム補完して60fpsで再生する方法

Premiere Proで手ブレ補正する方法

MPCは、「Media Player Classic 」の略称で、Windowsで動作する超軽量の高機能マルチメディアプレイヤーのことです。MPCで少しカクカクなアニメを再生しているときに、「もっとヌルヌルに動きたい」と思うことがあるでしょう。そういう場合、MPCで動画をフレーム補完して視聴したら解決できました。

そこで今回は、24fps・30fpsの動画を MPCでフレーム補間する方法を詳しくまとめてみました。
この記事を読んで簡単なフレーム補間方法について知り、MPCで動画再生をフレーム補間することができるようになりましょう。

  • MEMO
  • MPCには3つのバージョンがあり、オリジナルのMPCに加えて、MPC-HC(Media Player Classic - Home Cinema)とMPC‐BE(Media Player Classic - Black Edition)という派生したバージョンが2つあります。MPCでメディアファイルを再生する場合は、その派生バージョンを使うのが一般的です。

MPCでフレーム補間する方法は2パターン

実際に、30fpsの動画を MPCでフレーム補間で60fpsで再生するには、どうしたらいいでしょうか。 ここからは、MPCで動画をフレーム補完する方法を、下記の2とおりに分けて紹介していきます。

  • 1動画をフレーム補間してMPCで視聴する
  • 2動画を MPCでフレーム補間で再生する

では、それぞれの具体的なやり方について解説するので、自分に合う方法を選びましょう。

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方法@:動画をフレーム補間してMPCで視聴する

フレーム補間に特化したソフトを使って、フレームレートの低い動画を高フレームレートに補間してからMPCで再生すると、動きがかくかくして不自然なアニメでも滑らかに再生することができるようになります。

この方法は手軽で利用しやすいので、MPCでフレーム補間にあまり詳しくない方や初心者の方におすすめです。

動画をフレーム補間してMPCで視聴するには、まずは下記のものを用意しましょう。

  • 用意するもの:
  • パソコン
  • フレーム補間を行う動画
  • フレーム補間に特化したソフト
  • MPC‐HC(MPC‐BE)

その用意するもの中で必要なフレーム補間ソフトは、今回は「Winxvideo AI」というAIでフレーム補間に特化したソフトを使用します。

  • Winxvideo AI - AIでフレーム補間が手軽にできるソフト

    AIによるフレーム補間に対応しており、簡単に24fps・30fpsの動画を60fpsや120fpsなどの高フレームレートに変換してよりなめらかに再生することができます。

次に、実際の動画をフレーム補間してMPCで視聴する手順についてご紹介します。

  • STEP 1

    Winxvideo AIを起動して、トップ画面の「動画AI」をクリックします。

  • STEP 2

    フレーム補間をする動画ファイルはWinxvideo AI にドロップで追加します。

  • STEP 3

    ソースと処理後のプレビューが表示され、画面の右側に「AIフレーム補間」を有効にして、「FPS」項目の中から、倍率により希望のフレームレートを設定します。

    「シーンチェンジをスキップ」:シーンチェンジが多いソース動画なら、ノイズ低減するために有効にすることをすすめます。

  • STEP 4

    画面の右下で書き出し後のフォーマットや出力先を指定して、「RUN」をクリックすると、フレーム補間をしてくれます。

  • STEP 5

    フレーム補間が完了すると動画ファイルの保存されたフォルダを表示してくれます。

  • STEP 6

    MPC‐HC(MPC‐BE)を起動して、保存先フォルダに格納されている動画をMPC‐HC(MPC‐BE)にドラッグ&ドロップすると、フレームレートの低い動画も滑らかに再生できます。

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方法A:動画を MPCでフレーム補間で再生する

この方法は、MPCで動画再生する際に、再生中の動画に対してリアルタイムでフレーム補間を行うことです。24fps・30fpsの動画を MPCでフレーム補間で60fpsで再生したい場合などには、この方法はとても便利です。

だたし、その手順はちょっとややこしいので、MPCに詳しい人であればやっても良いと思いますが、MPCにあまり詳しくない人であれば、おすすめできません。

実際に、リアルタイムにMPCで動画再生をフレーム補間する方法は2つです。

  • 1MPCとSVPを組み合わせて使用する
  • 2MPCとAMD Fluid Motionを組み合わせて使用する

それでは、それぞれの方法を見に行きましょう。

SVPと組み合わせてMPCで動画をフレーム補完する方法

この方法を用いて動画を MPCでフレーム補間をする場合、SVP(SmoothVideo Project)というフレームレートを60/120/144 fpsまで変換できるソフトと組み合わせて使用する必要があります。

SVPを使ってMPCでフレーム補間するには、具体的手順は次の通りです。

  • 用意するもの:
  • パソコン
  • フレーム補間を行う動画
  • SVP(SmoothVideo Project)
  • ※ 最新版の「SVP 4」の場合はメディアプレイヤー「MPC‐HC」が同梱されているため、別途でMPCをインストールする必要はありません。

 

  • STEP 1

    SVPの公式サイトから最新版SVPのインストーラーをダウンロードします。

  • STEP 2

    ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックします。

  • STEP 3

    SVP設定のダイアログが表示されたら「次へ」をクリックします。

  • STEP 4

    インストールが完了したら、MPC‐HCとSVPを起動します。

  • STEP 5

    MPC‐HC画面上部の「表示」→「オプション」をクリックます。

  • STEP 6

    左ペインのツリーから「外部フィルタ」を選択し、右ペインに「AviSynth Filters」か「ffdshow raw video filter」が表示されるかを確認します。

    「AviSynth Filters」か「ffdshow raw video filter」が右ペインに表示されない場合は、右側の「フィルタ追加」をクリックして追加します。

    追加が完了したら、「AviSynth Filters」か「ffdshow raw video filter」を選択して、右側の「優先する」にチェックを入れ、画面の右下にある「適用」→「OK」をクリックします。

  • STEP 7

    フレーム補間をしたい動画をMPC‐HCにドラッグして再生してみます。

  • STEP 8

    「Ctrl」キと「4」キを同時に押したら、動画の統計情報が再生画面の下に表示されます。動画のフレームレートが60FPSになったことが見えます。

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AMD Fluid Motionと組み合わせてMPCで動画をフレーム補完する方法

もしもお使いのパソコンではAMD製のGPUかAPUを使う場合、付属機能のAMD Fluid Motion Videoを導入して、24fps・30fpsの動画を MPCでフレーム補間で60fpsで再生できるようになります。

AMD Fluid Motion Videoを使ってMPCでフレーム補間するには、具体的手順は次の通りです。

  • 用意するもの:
  • パソコン
  • AMDのGPUを搭載したグラボ(APU)
  • 最新版のAMD Radeon ソフトウェア
  • Bluesky Frame Rate Converter
  • MPC‐HC(MPC‐BE)
  • 注意:
  • AMD Fluid Motion Videoという機能は、AMDのAPUに加えて、GCNアーキテクチャに基づき構築されたRadeonシリーズのGPUのみが利用できます。
  • STEP 1

    RADEONソフトウェアを開いて、「ビデオ」タブに「カスタム」→「AMD Fluid Motion Video」をオンにします。すると、RADEONソフトウェアを閉じます。

  • STEP 2

    Bluesky Frame Rate Converterのダウンロードページにアクセスします。

    Bluesky Frame Rate ConverterはAMD Fluid Motionを使用したフレームレート変換用DirectShowフィルタです。

  • STEP 3

    「Installer」または「Zip」をクリックして、最新のBluesky Frame Rate Converterをダウンロードしてインストールします。

  • STEP 4

    Bluesky Frame Rate Converterを起動します。

  • STEP 5

    「AMD Fluid Motion Video 」にチェックを入れ、「レート変換」の「入力」で、「24p」、「25p」、「30p」にチェックを入れます。

    24fpsなどの動画を MPCでフレーム補間で60fpsで再生するためには、「出力」で「60p」を選択します。すると、右下の「終了」をクリックします。

  • STEP 6

    MPC‐HCを起動して、画面上部の「表示」→「オプション」をクリックます。

  • STEP 7

    左ペインのツリーから「外部フィルタ」を選択し、右ペインで「フィルタ追加」をクリックします。

  • STEP 8

    「フィルタを選択」画面が表示されたら、「Bluesky Frame Rate Converter」を選択して「OK」をクリックします。

  • STEP 9

    「Bluesky Frame Rate Converter」が外部フィルタに追加されるので、「優先する」にチェックを入れて、画面右下の「適用」→「OK」をクリックします。

  • STEP 10

    フレーム補間をしたい動画をMPC‐HCの画面にドラッグして再生させます。

  • STEP 11

    「Ctrl」キと「4」キを同時に押したら、動画の統計情報が再生画面の下に表示されます。動画のフレームレートが60FPSになったことが見えます。

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最後

フレーム補間によって高フレーム化したら動画をなめらかに再生できるのだが、動画のフレームレートを増やしすぎると、画質に影響を与える可能性があります。

その場合は、これまでに紹介したAI動画ソフトのWinxvideo AIを利用して、AI 技術でノイズやぶれ補正を行いながら荒い画質の動画を高画質化して綺麗に仕上げます。

編集者:ハルヒ

この記事を書いた人:ハルヒ

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